今回は、

「SM風俗ってどんな仕事をするの？」

「怖そうだけど私にもできるかな？」

「給料はどのくらい稼げる？」

などなど、SM風俗に関する不安や疑問にお答えします！

記事中には現役のS嬢(女王様)、M嬢の方にもご登場いただき、実態を語ってもらっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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SM風俗ってどんなお店？

皆さん、SMという言葉について、「何となく意味はわかるけど詳しくは知らない」という方も多いのでは？

また、「SM風俗ってどんなお客さんが来るの？」といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。

そこで、まずはSM風俗の基本についてまとめていきますね！

そもそもSMって何？

SMとは、「サディズム(Sadism)」「マゾヒズム(Masochism)」を略した言葉です。

それぞれの意味は、以下のような感じ。

それぞれサド侯爵、ザッヘル・マゾッホというヨーロッパの作家の名前が語源になっています。

2人とも実際にそれぞれ加虐・被虐の性癖を持っていて、自分の体験や妄想をもとにした小説を書いたりしてるんですよ。

つまりSM風俗とは、

・いじめたい男性にM嬢が対応

・いじめられたい男性にS嬢が対応

という感じで、SMの性癖にマッチしたサービスを提供する風俗店を指すわけですね。

SM風俗とM性感の違いは？

SM風俗のうち、特にS嬢が対応するサービスについて、「M性感と何が違うの？」と思う方もいますよね。

M性感とは、男性を責めるお仕事をする風俗店のことです。

「責める＝いじめる」ということなので、「同じようなサービスをするってこと？」と思われるかもしれませんね。

でも実際には、SM風俗とM性感の間には、次のような違いがあります。

いずれもお客さんを気持ちよくさせるのが仕事ですが、SM風俗の場合はムチで叩いたり、ロープで縛りあげて放置したり、ロウソクを垂らしたり……性癖に合わせていじめてあげるのが基本なんですね。

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SM風俗の仕事内容は？

上でS嬢(女王様)の仕事についてはわりと具体的に触れちゃいましたが……ここでは、より詳しくSM風俗の仕事内容や、仕事の流れなどについて解説していきますね。

現役のS嬢(女王様)、M嬢としてお仕事をしている女性にもご登場いただいて、実際のところを伺っていきましょう。

お客さんの性癖に合わせたSMプレイ

SM風俗で提供するのは、お客さんの性癖にマッチしたSMプレイです。

S嬢(女王様)の仕事内容は、すぐ上で紹介した通りなのですが、現役嬢から付け加えることは何かあるでしょうか？

S嬢さん「だいたい合ってるわよ。

ほかにも、強制的にオナニーさせたり、絞め技をかけて苦しい思いをさせたり、言葉責めで精神的にいじめたりすることもあるわね。

でも最近だと、こういうハードなサービスのお店は少数派かも。

乳首責めや顔面騎乗なんかで責めたあと、素股やフェラでイカせるソフトなお店が多いそうよ。」

若葉ちゃん

なるほど……。
じゃあ、M嬢の仕事内容はどうですか？

M嬢さん「M系のお仕事は、逆にいじめられる内容ですね。

本格的なお店だったら、それこそロープで縛られたり手枷や足枷を付けられたりしますし、イジワルなことを言われたり、バイブや電マで激しく責められたり、ムチで叩かれたりすることも……。

シャワー前にフェラをする即尺とか、頭を押さえられた状態で根もとまで咥えるイラマチオとかもあります。」

若葉ちゃん

なんかキツそう……
身体的につらかったりはないですか？

M嬢さん「もちろん体の負担は大きいんですけれど、乱暴なお客様はほとんどいらっしゃらないですよ。

何をしても良いわけじゃないですし、マニアな方ほど遊び方をきちんと心得た紳士的な男性ですから、怖い目に遭ったことはほとんどないです。」

SM風俗の仕事の流れ

では、SM風俗で働く際の仕事の流れについて、具体的に見てみましょう。

先に簡単にまとめておくと、以下のような感じですね。

この基本的な流れについては、ほかの業種と大きく変わりません。

多くのSM風俗店は、デリヘルのように女の子を派遣するタイプか、受付用の店舗でお客さんを迎えたあとホテルでサービスを提供するホテヘルタイプです。

若葉ちゃん

じゃあ、“SM風俗ならでは”の特徴は何かあるんですか？

S嬢さん「普通の風俗店とは、対面のやり方からして大きく違うかも。

ヘルスなんかでは、にこやかに客を迎えてご挨拶……って感じだけど、SMの関係性だと私が圧倒的に権力を持ってる女王様で、客は奴隷だから、むしろ向こうに挨拶させるわよ。

声が小さかったりしたら、何度もやり直させたりしてね(笑)

あと、シャワーは客ひとりで浴びさせるわね。」

M嬢さん「私の場合、お客様が全権力を握ってるご主人様ですから、ご対面のときは丁寧にご挨拶します。

床に正座して、三つ指をついて「本日はよろしくお願いします。優しくいじめてください」とか言いますね。

シャワーは一緒に入って、全身を丁寧に洗わせていただきます。」

若葉ちゃん

なるほど、SとMでは細かいところで違いがあるんだね～

M嬢さん「ちなみにですけど、SMの関係では確かに「ご主人様とM女」みたいな感じではありますが、相手の要求にすべて応えなきゃいけないわけじゃないですよ！

たまに「M嬢に対しては何をやっても良いんだ」とか勘違いしてルール外のサービスを要求してくる男性もいたりしますけど、そういうのは「お店の決まりなので無理です」ときっぱりお断りして大丈夫です。」

若葉ちゃん

たしかに、SM以前に「客と従業員」という関係性が土台にあるもんね！

M嬢さん「そうなんです。

また、さっき言ったみたいにM嬢は即尺とかイラマチオとかを求められますけど、たいていのお店ではイヤなプレイをNGにできるので、「過激すぎる内容はあんまり……」という方は、面接のときとかに確認してみると良いと思いますよ！」

SM風俗のキャストはどのくらい稼いでる？

ここでは、

「SM風俗のお店ってどのくらい稼げるの？」

「求人を見たらやたらと条件が良いけど、ホントにあんなに稼げるの？」

そんな疑問にお答えします。

現役のS嬢、M嬢のお2人にも引き続きお話を伺ったので、参考にしてみてください。

SM風俗の給料システムとは？

まずは、SM風俗の給料システムや給料の相場について見てみましょう。

基本のシステムは、デリヘルやその他の業種と同じく歩合制です。

接客1回ごとに給料が発生する仕組みですね。

お客さんが支払う料金の50～60％が女の子にバックされるというのが一般的です。

たとえば、今回お話をお伺いしたS嬢さん、M嬢さんの在籍するお店は、次のような料金システムで、バック率は60%と設定されているそうですが……

S嬢さんは60分コース1回の接客で10,800円稼いでいるわけですね。

また、M嬢さんは60分コース1回で12,000円の稼ぎとなります。

普通の風俗より稼げるってホント？

一般的なデリヘルの料金システムは【60分12,000～15,000円】という感じで、バック率は50～60％が基本です。

つまり、女の子の給料相場は60分コース1回あたり6,000～9,000円といったところです。

こうしてみると、SM風俗はより高収入を狙いやすいことがわかりますね。

では、なぜSM風俗はこんなに稼げるのでしょうか？

もともとの料金が高い

まずは何といっても、すでに説明しているようにSM風俗は一般的なデリヘルなどに比べて料金システムが高い傾向にあることが挙げられますね。

SM風俗のお店でS嬢(女王様)やM嬢として働くには、SMならではのプレイ・オプションのやり方を覚える必要がありますし、特にM嬢の場合は身体的な負担も高いです。

そのため、一般的な風俗店に比べると料金が高く設定されているわけです。

そして同時に、女の子へのバックも大きくなるんですね！

オプションで稼げる

SM風俗のお店では、基本コースの他に有料オプションを用意しています。

このオプション料金は女の子が100％受け取ることができます。

オプションの種類と料金の相場は、次のような感じです。

○即尺

シャワー前にフェラチオを行うことです。

即尺を注文する場合は事前に自分で洗ってもらうようにお願いしますが、女の子にとってリスクがある行為であることは間違いないので、有料オプションとなっているんですね。

○イラマチオ

フェラチオの一種で、ハードな内容なのが特徴です。

頭を押さえられた状態で奥まで咥えてご奉仕する……という感じですね。

女の子にとって身体的な負担が大きいプレイであるため、高めの値段が設定されています。

○麻縄

「緊縛」はSMを代表するプレイのひとつで、基本コースに含まれているお店が多いですが、たいていは跡が残りにくい綿ロープを使用するのが一般的です。

しかし、「それでは気分がイマイチ出ない」というお客さんもいます。

そこで、有料オプションとして麻縄を用意しているお店があるんですね。

○ムチ

「ムチで叩く」というのもSMの定番のプレイで、基本コースに含まれているのが一般的ですが、基本コースの場合は身体的な負担が少ない「バラムチ」を使うのが一般的です。

バラバラになった数本の革ひもを束ねたムチで、衝撃が分散されるため、痛みは大きくありません。

ただし、「もっとハードに楽しみたい」というお客さんもいるので、より痛みが強い「ハードムチ」をオプションとして用意しているお店があります。

ロングコースを選ぶお客さんが多い

SM風俗のお店を利用する男性は、「とにかくヌキたい(射精したい)」というよりも、「満足できるまでSMプレイを楽しみたい」という方が多い傾向にあります。

できるだけ長い時間、女王様に責められたり、M嬢が悶える姿を楽しみたいという方が多いんですね。

そのため、一般的なデリヘルなどに比べてロングコースを選ぶお客さんが多いという特徴があります。

ロングコースは、女の子にとっては拘束時間が長いですが、コンスタントにロングで入ってくれる指名のお客さんがいれば、その分だけ安定した高収入を得ることができるんですよ！

S嬢(女王様)とM嬢どっちがおすすめ？

ここでは、S嬢(女王様)とM嬢に向いているのはどういう女性なのか、それぞれ現役嬢のお2人に伺ってみました。

S嬢(女王様)はこんな人におすすめ！

若葉ちゃん

まずは、S嬢として採用されやすい女性はどんな人なのか聞いてみましょう！

S嬢さん「自分で言うのはちょっといやらしいかもしれないけれど、SMの女王様はスタイルが良くて綺麗な女性が多いわ(笑) どっちかというと、ツンとした感じの美人ね。

M男くんは「美人な女王様に支配されたい」という欲求を持っているので、お店のほうもそれに合う人材を探しているのね。だから、顔立ちやスタイルに自信がある女性は採用されやすいんじゃないかしら。」

若葉ちゃん

なるほど……性格的にはどんな人が向いていると思いますか？

S嬢さん「やっぱり向上心のある女性が向いていると思うな。

私たちの仕事って、実はけっこう大変なの。「おじさんをいじめてればいいんでしょ？」と思うかもしれないけれど、M男くんを満足させなきゃいけないから、それなりにテクニックが必要なのね。

もちろんお店ではちゃんと講習をしているからSM未経験でも大丈夫だけれど、学ぶ意欲がなくて技術が向上しない子はやっぱり売れにくいから……。

逆に、SMに対する興味ややる気がある女性は向いていると思うわよ。」

M嬢はこんな人におすすめ！

若葉ちゃん

M嬢に向いている女性はどんな人だと思いますか？

M嬢さん「Mって、痛かったり苦しかったりするプレイもあるんですけど、その分だけ普通の風俗よりいっぱい稼げるのが魅力だと思います。

なので、体の負担は多少あっても大金を稼ぐほうを優先したい方は、向いているんじゃないでしょうか。

あ、でも「痛い」「苦しい」といっても血が出たりするようなヤバいことはないですよ。

あんまり脅かしても良くないので、そこだけは言っておきたいです(笑)」

若葉ちゃん

ちなみに、ルックス的にはS嬢みたいに「美人が採用されやすい」みたいなことはあるんですか？

M嬢さん「どうだろう……でも、そんなにルックスは重視されないんじゃないでしょうか。

もちろん可愛い人のほうが採用されやすいだろうけど、M嬢のところに通ってくるお客さんはサービス重視の方が多いので、ルックスの良しあしよりも「SMプレイができるかどうか」が大事ですね。

プレイやオプションのNGが少ない女性は採用されやすいと思いますよ！」

まとめ

今回は「SM風俗」について、仕事の内容や流れ、給料事情などについて現役嬢のお話も伺いつつ、まとめてみました。

ポイントは、以下のような感じですね。参考にしていただけたら幸いです！

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