

アイメイクの正しいやり方とは?順番&まぶたタイプ別に徹底解説
アイメイクが思うように決まらないと、顔全体の印象までぼんやりと見えてしまいます。
メイクをしても、目元がくすんだように感じたり、にじんだりしてしまう方も少なくありません。
実は、まぶたの形状別にメイク方法や手順を意識すれば、アイメイクを上手に作ることができます。
今回は、アイシャドウ・ビューラー・アイライン・マスカラの正しい順番と、
一重・奥二重・二重それぞれのまぶたに合ったアイメイクを紹介します!
目次
アイメイクの正しい順番は?
アイメイクは、手順を守ると印象が大きく変わります。
正しい順番は、以下のとおりです。
1.アイシャドウを塗る
2.ビューラーでまつ毛を上げる
3.アイラインを引く
4.マスカラを塗る
まず、アイシャドウでまぶた全体のベースと陰影を作り、次にビューラーでまつ毛を根元から上げましょう。
そのあと、アイラインを入れて目の輪郭をはっきりさせ、最後にマスカラでまつ毛を強調すると一体感が高まります。
この順番を守ると、メイク崩れが減り、きれいなアイメイクを維持しやすくなります。
一重さん向けのアイメイクのコツとやり方
まぶたの厚みで目元が重く見えやすい一重さんの、目元を綺麗にするアイメイクのやり方を解説します!
アイシャドウは「縦グラデーション」で立体感を出す
まぶた全体に濃い色を載せると重たい印象になりやすいので、「縦割りグラデーション」がおすすめ。
・目尻に濃いめの色をのせる
・目頭にむけて徐々に薄く・明るい色を使っていく
こうすると自然な陰影が生まれ、重くなりがちな一重まぶたに立体感が出ます。
また、自分のパーソナルカラーに合ったアイシャドウを選ぶと、さらに自然で洗練された印象になりますよ。
アイラインは「インライン」で目元を強調する
目を開けたときにアイラインが隠れやすいので、まつ毛の生え際にラインを入れる“インライン”で、目元の存在感をぐっと高めましょう。
アイライナーを縦に持ち、まぶたを軽く引き上げながら隙間を埋めるようにラインを入れると、ぱっちりした印象になります。
粘膜を強くこすらないよう、滑らせるように描くのがポイントです。
インラインは崩れやすいので、ウォータープルーフタイプを選び、仕上げに軽くフェイスパウダーをのせるとラインがキープできます。
マスカラは「横方向」を意識して塗る
目を大きく見せたいときは、まぶたの厚みに負けないよう、縦より横に長さを強調するほうが効果的です。
マスカラは横へ引き伸ばすように塗ると、まつ毛同士が密集しすぎずにセパレートしやすく、きれいに長さを出せます。
特に、目尻部分に重ね塗りすると、自然に目が大きく見えるようになります。
奥二重さんのアイメイクのコツとやり方
目を開けると二重のラインが隠れやすく、メイクが見えにくい奥二重さんに、おすすめのアイメイクを紹介します。
アイシャドウは「横グラデーション」で奥行きを出す
縦方向のグラデーションだと、目を開けたときにアイシャドウが埋もれがちなので、横に色を広げるとまぶた全体が立体的に見えやすくなります。
まず明るい色をアイホール全体に広げてベースを作り、次に目尻に濃い色を重ねます。
仕上げに目頭部分へパール系のハイライトを入れることで、より立体感のある目元に。
自然な陰影をつけるために、境界をぼかしながら重ねると、厚塗り感を抑えながら奥行きのある目元になります。
アイラインは「目尻だけ、長めに」引くのがポイント
まぶたが重くアイラインが見えづらい奥二重さんは、目尻側にアイラインを入れるだけで十分です。
やや長めに伸ばすと、横幅が強調されて目が大きく見えます。
目頭からラインを引きたい方は、極細の筆やペンシルを使い、できるだけ太くならないように意識しましょう。
マスカラは「ロングタイプ」で自然に仕上げる
アイメイクを濃くすると不自然に見えやすいタイプなので、ロングタイプのマスカラでさっとまつ毛を伸ばしましょう。
まつ毛が伸びた分、視線が縦方向に引き伸ばされるため、目元がくどくならずに存在感を高められます。
ボリュームタイプのマスカラを使う場合は、アイシャドウやアイラインを控えめにして、全体のバランスを取りましょう。
二重さんのアイメイクのコツとやり方
アイシャドウやアイラインを濃く入れすぎると派手な印象になりやすい二重さんに、ぴったり合うアイメイクを解説します!
アイシャドウは「ナチュラルカラー」をふんわり塗る
アイシャドウを濃く塗ると派手になりやすいので、ベージュ系のナチュラルカラーを選び、アイホール全体にふんわり広げましょう。
二重幅にはやや濃いめのカラー(ピンクやブラウン)を軽くのせ、自然な陰影をつけると立体感がアップします。
また、涙袋と黒目の上下にアクセントのパールカラーをのせると、目元が明るく上品に仕上がります。
濃い色を使う場合も、二重のラインが重たくならないように軽くなじませるのがポイントです。
アイラインは「黒目上~目尻まで」自然な目力をプラス
目元の印象がしっかりあるため、アイラインを引く場合は控えめが上品です。
黒目の上あたりから目尻に向かって、二重幅を潰さないように細く入れましょう。
ブラウン系のライナーを使い、目尻を自然に伸ばすように引くことで、目幅がナチュラルに広がります。
黒の濃いリキッドライナーを太く引いてしまうと、強調されすぎてしまうので注意が必要です。
マスカラは「ブラウン系」で柔らかい目元に
目力が強いので、ブラックの濃いマスカラはやや派手な印象に。
ブラウン系のマスカラを使うと、柔らかくて優しい印象にまとまるのでおすすめです。
まつ毛を濃くしたい場合は、ビューラーで根元からきっちり上げましょう。
マスカラをしっかり塗る場合はアイラインを省くなど、アイメイク全体のバランスを意識することが大切です。
ビューラーの種類と正しいやり方
ビューラーはまつ毛を持ち上げるために欠かせないアイテムです。
ここでは、種類とやり方を解説します!
ビューラーの種類と特徴
ビューラーには、主に以下の4タイプがあります。
① 通常タイプ(一般的なビューラー):最も一般的で、多くの人が使っているスタンダードなタイプ。
② スプリング付きビューラー:内蔵されたスプリングにより、力を入れすぎず自然にカールが作れるタイプ。
③ ホットビューラー:熱を利用してまつ毛をカールし、持続力が高いタイプ。
④ 部分用ビューラー:目尻や目頭など、細かな部分をカールさせる小型タイプ。
ビューラーの正しいやり方
基本的な使い方は、以下のとおりです。
1.まつ毛の根元にビューラーを当てる
2.根元・中央・毛先に向かって少しずつ角度を変えながら、数回に分けてカールを入れる
3.ビューラーを逆さに持ち替えて下まつ毛にもカールを入れる
一重や奥二重の場合、まぶたに当たりやすいので、小刻みに力を加えるほうがカールを維持しやすくなります。
二重の場合は、根元をしっかり挟んだあと一気にカールさせると目元がくっきりします。
アイメイクをキープする3つの方法
アイメイクがすぐにヨレたり、崩れてしまうと悩む女性は少なくありません。
ここでは、よくあるアイメイク崩れを防ぐ方法を3つ紹介します!
① アイシャドウがヨレるのを防ぐには「ベースを薄くする」
特にクリームタイプのファンデーションは、油分が含まれていることが多く、目元まで厚く塗るとアイシャドウがヨレる原因になります。
ベースメイクは、目の周りだけ薄めに仕上げるのがポイントです。
スキンケアも油分を控えたり、油分を軽くティッシュオフしてからメイクをすると、時間が経ってもヨレにくく、アイシャドウが長持ちします。
② パンダ目を防ぐには「ビューラーでしっかりまつ毛を上げる」
パンダ目になる原因は、マスカラが下まぶたに付着するから。
まつ毛を根元からしっかり立ち上げておけば、まつ毛がまぶたに触れにくくなり、マスカラの落ちやにじみを減らせます。
さらにマスカラ下地を併用すると、カールの保持力が高まり、夜まで綺麗な目元をキープしやすくなります。
下まつ毛も軽くカールをつけると、さらにパンダ目を防止できますよ。
③ メイク崩れを防ぐには「フェイスパウダー」で仕上げる
フェイスパウダーは、余分な皮脂を吸着して、メイクを長時間きれいに保つ重要なアイテムです。
アイシャドウを塗ったあと、目元にもフェイスパウダーをのせると、アイラインやマスカラがにじみにくくなります。
厚塗り感を抑えながらさらさらの質感に仕上がるので、パフよりブラシでパウダーをのせるのがおすすめ。
特に、夏場や湿度が高い日のメイクを長持ちさせるのに効果的です。
アイメイクの正しい落とし方
落とす順番は、以下のとおりです。
1.マスカラ
2.アイシャドウ
3.アイライン
マスカラは専用のポイントリムーバーを使い、まつ毛を優しくつまむようにして落としましょう。
アイシャドウは、リムーバーをじっくりなじませてから拭うと摩擦を減らせます。
アイラインはコットンや綿棒で丁寧に落とすと、細かい隙間まできれいに落とせます。
こすらずに優しく落とすのがポイントです。
アイメイクはまぶたの特徴に合わせるのが大切
一重・奥二重・二重、それぞれのまぶたには特徴があり、アイメイクの方法も異なります。
自分のまぶたに合わないアイメイクをすると、不自然に見えたり、せっかくのラインやグラデーションが隠れてしまったりします。
今回紹介した内容を参考に、自分のまぶたに合ったアイメイクを実践してみましょう!