

給料で天引きされる風俗の雑費の謎について解説 !損しないためにできることは?
ヘブ子ちゃんもお仕事の雑費引かれてる?


ちりつもで気になるよねぇ


「せっかく頑張って働いたのに、お給料から雑費というお金が引かれていた!」
初めてお給料をもらった時にびっくり!
この引かれたお金が何なのか、正体が気になる女の子も多いのではないでしょうか?
お給料についての話は他の人には聞きにくいので、この記事では風俗の雑費について解説します!
✅風俗の雑費にも種類がある
✅風俗の雑費が戻ってくることも
目次
風俗の雑費とは?どうして引かれるの?
風俗で働いていて「もらったお給料が思っていた金額と違う!」と思ったことはありませんか?
これは給料明細をよく見たときの「雑費」という文字が関係しているかもしれません。
実は、風俗のお給料というのは、バックが全て女の子の手取りになるわけではなく、「雑費」というお金が天引きされてしまうのです。
風俗のお給料でよく見る雑費とは?
風俗の雑費とは、お仕事で使う備品や消耗品代などの費用のことで、必要経費として女の子のお給料から引かれます。
雑費は専門用語で「引かれ物」とも呼ばれ、「厚生費」「在籍料」とも呼ばれることがあります。
雑費が引かれないお店も増えていますが、基本的に風俗は雑費が発生すると覚えておきましょう。
お店から雑費が引かれる理由
風俗で働く女の子は、実はお店の従業員ではないことをご存知でしょうか?
お店から仕事を委託されている個人事業主(個人会社の社長さんのようなもの)なのです。
そのため、設備や備品をお店から借りているという扱いなので、女の子たちにも負担してもらう必要があります。
また、店舗という仕事場所の使用料が含まれていることもあります。
雑費は、お店の環境を維持するための必要経費として一部徴収しているだけで、お店が不当にお金を取ろうとしているわけではありません。
雑費って何に使われているの?内訳は?
基本的にはお店を運営するための経費や、女の子が気持ちよく働けるようにするための環境を整えるために使われます。
雑費の主な内訳は次のものが多いです。
- タオル代
- 衣装代(ドレス、制服などコスプレグッズ)
- 衣装クリーニング代
- オプション代(電マなどアダルトグッズ)
- 消耗品代(ボディソープ、ローション、うがい薬など)
他に風俗の雑費にはさまざまな種類があり、女の子が働く業種、お店ごとに設定している雑費の項目により引かれる金額が違います。
お仕事する場所が違ったり、使用する備品の違いなどで雑費の内容が若干異なってくるのです。
デリヘル・ホテヘルなどの、派遣型の風俗店で見られる雑費には次のものが多いです。
- 送迎や移動の車ガソリン代
- ドライバーの人件費
個室待機があるお店の中には、待機室の使用代が含まれるお店もあるため、雑費が高くなる可能性も。
ヘルスなど、店舗型の風俗店では次の雑費が多いです。
- 部屋代
- 清掃代
- 光熱費・水道代
- お茶代(お客さんへのドリンク代)
車による帰宅の送迎がある場合、送迎にかかる車ガソリン代や人件費がかかることもあります。
風俗の雑費の計算方法は主に5種類
「雑費を取られるのはしょうがないってことはわかった。 でも、いくらくらいまでなら妥当なラインなの?」
雑費の相場は業種や店舗によって異なります。
ここでは、大きく5つの計算パターンとそれぞれの相場を紹介します。
①1回の出勤でいくら
稼いだ金額に関係なく、出勤1回につき一律いくらで天引きされるパターンです。
雑費の一律タイプの差し引き方は、デリヘルなどに多い引き方で、雑費の金額を一律にしているお店もあるようです。
このタイプの場合は、1日あたり500円~2,000円あたりが相場と言われています。
また、高級店などのお店のランクが上がるにつれて、一律タイプの雑費の金額も高くなる傾向があります。
もしお茶を引いた(1人もお客がつかないこと)としても、雑費を無料にしてくれることも多いでしょう。
②接客1回につきいくら
お仕事1回につき一律いくらで天引きされるパターンです。
1回500円~2,000円の相場が多いようで、お仕事回数がわかれば、お給料がどのくらいもらえるか計算がしやすいでしょう。
もしお茶を引いて稼げなかった時でも、雑費は引かれないので、心置きなく出勤できるシステムです。
③お給料の金額から●●%
稼いだ金額から、決まったパーセンテージの雑費が引かれるパターンです。
5~10%のお店が多く、雑費をこの計算方法で金額を決めているお店は多いと言われています。
お店のランクによっては稼いだ金額の10%以上の雑費を取られているお店もありますが、その場合は反対にバック率が高いこともあるでしょう。
あまり稼げなかった時でも大して金額が引かれないですし、たくさん稼いで結構引かれたとしても、元の手取りが多いから気にならない女の子が多いようです。
④お給料の金額によって変動
稼いだ金額によって雑費の額が変動するパターンです。
たとえば10,000円未満は雑費なし、10,000円~20,000円は1,000円、20,000円~40,000円は2,000円のように、1日に稼いだ金額に応じて雑費の金額も変わっていきます。
このパターンの雑費計算方法は、最大いくらまでと上限が決まっていることが多いようです。
たくさん稼げる女の子は雑費を抑えることもできます。
⑤項目ごとに必要な(使った)分だけ
ローション1本1,000円、衣装1着500円など、項目ごとに使った分だけ引かれるパターンもあります。
明確なので納得感があり、高すぎる場合は自分で用意する対策も取れます。
番外編:雑費が引かれないお店も
手取りが減る雑費はテンションが下がってしまいますよね……
そんな時は雑費がないお店を選ぶことも1つの手段です!
しかし、雑費がない代わりにバックが低いこともあるので、しっかりと面接や求人ページで把握してお給料をシミュレーションしてみることも大切です。
確定申告すると雑費が戻ってくる!
風俗の雑費は、確定申告をすることにより還付金として戻ってきます!
「確定申告」とは、「所得」に対して、支払うべき税金の額を国に報告する手続きのことを言います。
「所得」は、収入(給料・報酬)から経費を引いた利益のことです。
所得を得ている人は、1年間(1月1日~12月31日)のうち「自分がいくら稼いでいて、いくら税金を納めなければいけないか」を計算し、申告と納税をする必要があります。
会社員であれば、会社が毎月のお給料から税金を引いて支払ってくれますが、風俗のお仕事をしている女の子は、個人事業主であることが一般的です。
お店が所得税を代わりに支払ってくれることはないので、自分でどのくらい稼いだかを出して、税金の金額を計算して確定申告をすることになります。
発生した風俗の雑費は、お店で働くために必要なお金なので、仕事をするための必要な経費として、確定申告で計上することができます。
「所得」は収入から経費を引いたものです。 雑費を必要な経費として計上すれば、払いすぎた税金が戻ってきます。
必要経費として扱えるものは、 以下のようなものがあります。
- 職場までの電車、バス、タクシーなどの交通費
- 化粧品や美容グッズ代
- ヘアサロン、エステ、ネイルなど美容にかかる費用
- 洋服、下着、ドレスなどの衣装代
- 仕事衣装のクリーニング代
- お仕事で使う備品、消耗品代
- 名刺代
- 営業の電話代
- お客さんへの接待費、プレゼント代 など
確定申告するには、雑費が記された給与明細、領収書やレシートなどが必要です。
確定申告するために、給与明細、領収書やレシートなどをしっかり保管し、なくさないようにしてください。
もし持っていない時は、お店にひとまず相談してみましょう。
領収書やレシートなどを紛失した場合は、メモ書きでも大丈夫な場合がありますので、あきらめず確認してみましょう。
現在では、書類の作成から確定申告の申請まで簡単に手続きできる、スマホやパソコンの確定申告のソフトがあります。
私には難しい……と悩むことも多いと思うので、詳しい確定申告の記事も読んで理解を深めてみてください。
風俗の雑費のまとめ
この記事の内容をおさらいしましょう!
✅雑費とは、お給料から天引きされるお店の運営に充てられる経費のこと
✅派遣型・店舗型の業種によって雑費の内訳が違う
✅雑費の金額は計算方法にもよるが、お給料の5%~10%くらいが相場
✅雑費は確定申告することで経費にできる!申告をしたら還付金があることも
女の子としては、なるべくお金を引かれたくないし、「ちょっと引き過ぎじゃなの?」と思ってしまうこともあるしょう。
風俗の雑費は、お店が運営していくために必要なものに使用されているお金です。
女の子がお仕事しやすいように、お仕事で使うものをあらかじめ用意してもらったり、安全対策として働く場所の環境の用意や送迎してもらったりと、働く女の子にもプラスになる面も多くあります。
お店を選ぶ時は、雑費がどのように使用されているか、求人情報の雑費にも注目してみましょう。