印象が悪い人は、たいてい、3大タブー言葉を使っています。
『「きちんとしている」と言われる「話し方」の教科書』(矢野 香著・プレジデント社)
3大タブー言葉とは、「了解しました」「なるほど」「参考になりました」です。
「了解しました」はよく使う言葉ですが、一般的なビジネスマナーとして、
目上の人に使うのは避けたほうがいいとされています。
文法的に間違いではありませんが、失礼と思う人がいる以上、避けたほうがいいでしょう。
「なるほど」は、目上の者が目下の者の意見を判断するときに使う言葉です。
上司に使うと失礼に当たります。
「参考になりました」もまた、失礼な言い方です。
「参考にするけど、言うことは聞かないよ」というニュアンスを感じさせてしまうのです。
「せっかく教えたのに参考程度にしかならなかったのか」と、相手に思わせてしまう危険性があります。
これらの言葉は、なるべく言い換えて、感じのいい新人と思われましょう。
×了解しました → ○承知しました、かしこまりました
×なるほど → ○ためになります
×参考になりました → ○ぜひ使わせていただきます、ぜひそうさせていただきます